【ギークの殿堂 Vol.005】BlackBerryの強みをAndroidが補完、つまりサイキョー?「BlackBerry PRIV」を買いました

2015.12.08 00:01 更新

2015.12.08 取材

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 こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで40台以上を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回登場するのは、BlackBerry発のキーボード付きAndroidスマホ「BlackBerry PRIV」だ。前から使ってみたかった端末がついにアキバ上陸、じゃあ買うしかないでしょう(?)。

どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回はついこの間買った(買ってしまった)ばかりの「BlackBerry PRIV」を持ってきました。・・・そうなんです。少し前にデカい出費があったにも関わらず、どうしても使ってみたいという欲求に勝てなかったんですよ。あまりの品薄から初回こそスルーしましたが、キャンセルが出たのをいいことに「買います!」宣言。思い切ってゲットしちゃいました。結果はもう・・・大満足ですよ(笑)。

先月末にアキバ店頭に顔を出したばかり、BlackBerryの最新端末「BlackBerry PRIV」が今週の主役だ。BlackBerryとして始めてAndroid OS(Android 5.1)を搭載した戦略的な端末で、世界中のマニアから注目を浴びている。それだけに品薄の激レア品、バイヤーも頭を悩ませていました

BlackBerryと言えばキーボード付きスマホの代名詞的存在ですが、これまでは独自OS搭載のモデルばかり。ビジネス向けには最強とはいえ、普通のスマホとしてはお世辞にも使い勝手のいい端末じゃありません。早くAndroid版が出ないかな~と思っていた人も多かったハズで、かくいう私もその1人でした。この「BlackBerry PRIV」はまさにその思いを実現してくれた、待望の端末なんです。そもそも物理キーボードを搭載したAndroidスマホとしても、ずいぶん久しぶりなモデルですよね。

最大の特徴は、BlackBerryの代名詞でもある物理QWERTYキーボード。コンパクトにまとめた4列レイアウトながら、キー形状が最適化され、なかなかに打ちやすい。キーボードを搭載したAndroidスマホとしても、久しぶりの登場となった
画面をスライドさせるとキーボードが出現する仕様。露出する裏面もしっかりした作りで、ここはマニアの間で“絶対領域”と呼ばれているとかなんとか

BlackBerryの強みといえば優れた通知やセキュリティ、でもエンタメ系の機能はほぼ全滅状態でした。ゲームもAPKファイルから入れられなくもないですが、バージョンが上がればまた入れなおし(動かなくなる場合もしばしば)。もちろん月額1,000円で音楽聴き放題とか、その手のサービスもありません。もともとそっち向けの端末じゃないからですが、そうした問題もAndroid化で一発解決!アプリ導入に悩まされることなく、オールマイティな使い方ができるようになったんです。

単純にAndroid化しただけじゃない、BlackBerryの強みもしっかり継承。通知を丸ごとチェックできる「BlackBerry Hub」を搭載、さらにセキュリティ機能の「BlackBerry DTEK」が優秀だ。ちなみに現在のステータスが低いのは、画面ロックをかけていないせい

もっとも、Android化については賛否両論だと思います。特に古参のBlackBerryユーザーには、色いろと心配なこともあるでしょう。でも単なるAndroidスマホで終わらないのがBlackBerryのいいところ、これまでの魅力もしっかり引き継いでるんですよ。通知の強さはそのまま、端末のソーシャルな情報や通知を網羅できる「BlackBerry Hub」は健在です。セキュリティ面では、独自機能の「BlackBerry DTEK」がシステム全体をアプリ単位でリアルタイム監視。キーボードの入力にも「Google 日本語入力」や「ATOK」が使えますから、日本語の入力にも不安はまったくありません。使い勝手はかなりいいですよ。

曲面ディスプレイのエッジ部分をスワイプすると、予定や連絡先、未読メッセージにアクセスできる「生産性タブ」が出現。アプリアイコンに指をすべらせると、サブメニューを表示する「3Dタッチ」じみた機能も備えている
キーボードをスライド式で搭載するにも関わらず、ものすごい薄型デザインを実現。スペック・機能ともに文句なしだが、マニアいわく「あえて注文をつけるとすれば、カメラが暗所撮影に弱い」という一面もあるようだ
これぞBlackBerry、といえるデザインも魅力。マニアが唯一泣き所として挙げるのは、曲面ディスプレイゆえに液晶フィルムが剥がれやすい、対応ケースがないことくらい。なぜかと言えば、「欲しい端末現れて売ろうとした時、査定に響くからです」。・・・なるほど

それとAndroid化にともなって、スペックも大幅にいいものを積んできました。2K解像度の曲面ディスプレイにヘキサコア、メモリ3GBと妥協なしなハイエンド仕様。スライド式でキーボードを搭載しているのにメチャ薄いですし、デザインもRIM(Research In Motion)時代のBlackBerry端末を思わせるもので、さらには看板の物理QWERTYキーボードも付いている!BlackBerryに無いところをAndroidが補完する、ものすごく完成度の高いスマホになったと思います。ちょっとお値段が高め(約12万円)なのと品薄すぎるのがネックですが・・・ガジェット好きには手放しにオススメしたいですね!

文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: http://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/

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