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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.127
OCZ製SSDの廉価モデル
「Petrol」と「Octane SATA2.0」に隠された秘密
2012年3月24日 0:00
TEXT:GDM編集部 池西 樹
 タイの洪水の影響から価格が高騰したHDD。一時期に比べればだいぶ落ち着いてきたが、それでも最安値の頃より2倍以上とまだまだ高値が続いている状態だ。
 一方、SSDは確実に価格が下がり、64GBクラスなら7,000円前後、OSの起動用としてちょうどいい128GBクラスでも10,000円強から購入できる。ここまで価格が下がってくれば、そろそろ本気でSSDデビューを考えている人も少なくないだろう。
 そんな中、注目に値する新製品、OCZ「Petrol 2.5" SATA3 SSD」シリーズ「Octane SATA2 2.5" SSD」シリーズがデビューを果たした。いずれもコントローラにIndilinx「Everest」を搭載した廉価モデルで、128GBモデルの実勢価格は10,000円以下。秋葉原界隈の店頭では9,000円を割る価格で販売されていることもあり、HDDの代替としてなかなか魅力的な存在だ。
 そこで今回はOCZ Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)国内正規代理店の株式会社アスク(本社:東京都千代田区)の協力により、「Petrol 2.5" SATA3 SSD」シリーズの128GBモデル「PTL1-25SAT3-128G」(以下:Petrol 128GB)と「Octane SATA2 2.5" SSD」の128GBモデル「OCT1-25SAT2-128G」(以下:Octane SATA2 128GB)を借り受け、普段あまりスポットのあたることのない“コストパフォーマンス型SSD”をじっくり検証してみたい。



SandForceからIndilinx「Everest」シリーズへと大きく舵を切り始めたOCZ

Indilinx「Everest」コントローラ

 OCZによって、Indilinxの買収が発表されたのがちょうど一年前となる2011年3月。その後発表された、Indilinx初のSATA3.0(6Gbps)コントローラ「Everest」を搭載した「Octane SATA3」については、「エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.113 Indilinx初のSATA3.0対応コントローラ採用 OCZ「Octane」の実力を探る」で検証を行った。
 読込はシーケンシャル、ランダムとも、他のSATA3.0(6Gbps)コントローラ製品に十分対抗できる性能を実現。書込はランダムがやや低いものの、ファームウェアのアップデートにより改善され、当初よりも進化している。
 さらに、先日ドイツのハノーバーで開催された「CeBIT 2012」ではシーケンシャル読込550MB/sec、書込500MB/sec、ランダムアクセス最大90,000 IOPSを実現した新型コントローラ「Everest 2」を搭載した「Vertex 4」シリーズを展示するなど、OCZのコンシューマ向けSSDは、SandForceからIndilinx「Everest」シリーズへと大きくその舵を切り始めている。



Indilinx製コントローラー“Everest”搭載の廉価モデル
「Petrol」シリーズ、「Octane SATA2.0」シリーズ


Indilinx「Everest」を搭載した廉価モデル「Petrol 2.5" SATA3 SSD」と「Octane SATA2 2.5" SSD」

 今回検証を行う「Petrol 2.5" SATA3 SSD」シリーズと「Octane SATA2 2.5" SSD」シリーズは、いずれもコントローラにIndilinx「Everest」を搭載した廉価モデル。
 最大の違いは「Petrol 2.5" SATA3 SSD」がSATA3.0(6Gbps)インタフェースに対応するのに対し、「Octane SATA2 2.5" SSD」ではSATA2.0(3Gbps)までに制限されている点だ。ただし、コントローラ、MLC NANDフラッシュ、キャッシュメモリなど基板上ではその違いを確認することはできなかった。(詳細は画像セッションを参照)
 主なスペックは「Petrol 2.5" SATA3 SSD」の128GBモデル「PTL1-25SAT3-128G」がシーケンシャル読込最大360MB/sec、書込最大135MB/sec。ランダムアクセスが読み込み最大34,000 IOPS、書込が4,000 IOPS。
 「Octane SATA2 2.5" SSD」の128GBモデル「OCT1-25SAT2-128G」がシーケンシャル読込最大275MB/sec、書込最大135MB/sec。ランダムアクセスが読み込み最大29,000 IOPS、書込が9,000 IOPS。
 いずれも廉価版であることから、SATA3.0(6Gbps)対応の高速製品と比較するとスペックは“やや見劣り”するものの、HDDと比較すれば十分高速だ。

10,000rpmの高速HDD、WesternDigital「WD3000HLHX」の「CrystalDiskMark 3.0.1c」の結果。特にランダムアクセスはSSDのほうがはるかに高速だ

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OCZ Petrolシリーズ
(64GB/128GB/256GB/512GB)
製品情報(株式会社アスク)
製品情報(OCZ Technology)
OCZ Octane SATA2シリーズ
(64GB/128GB/256GB/512GB)
製品情報(株式会社アスク)
製品情報(OCZ Technology)
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