| 小幅ながら毎週のように値下がりが続いているDDR3メモリ。容量4GB×2枚組みのPC3-12800(1600MHz)デュアルチャンネルセットの最安品なら、3,000円前後の超お手ごろな価格帯に突入している。バルク品時代は安かろう悪かろうの製品もあったが、最近はマザーボードとの相性も少ないので、最安品や特価品でも安心して使える。1600MHz動作を正式にサポートしているメモリコントローラーを搭載する「Ivy Bridge」で組むなら、PC3-12800を選んでおけば間違いないのだが、実は1600MHzより高速なオーバークロックメモリも大幅に下落し、かなり購入しやすい価格になっている。といっても、「実際に性能差がどのくらいあるのかわからないと買えない」というユーザーがほとんどだろう。というわけで、今回はPC3-12800(1600MHz)より、50パーセントも高速なPC3-19200(2400MHz)動作に対応するPatriot Memory製(本社:アメリカ)のViper Xtreme Division 4 Series「PXD38G2400C11K」を株式会社ファスト(本社:東京都千代田区)から借りられたので、オーバークロックメモリの実力を徹底チェックしてみることにした。 |
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PC3-19200(2400MHz)4GB×2枚組デュアルチャンネルセット
「PXD38G2400C11K」
実勢価格税込10,000円前後(製品情報) |
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|最安クラスだけじゃないPatriot Memory
正直言ってPatriot Memoryのメモリは、ショップ最安品や特価品として並んでいるイメージが強いが、品質や安定面に不安はなく、オーバークロックメモリの品揃えも充実している。今回試したのは、そんなPatriot Memoryのメモリの最上位ラインアップとなる「Viper Xtreme」シリーズに属する製品で、冷却効果が高そうなヒートスプレッダを装備している。PC3-19200(2400MHz)動作時の性能が最も重要だが、高級感と重量感をあわせ持つ、このヒートスプレッダも高ポイントだ。「PXD38G2400C11K」は、PC3-12800(1600MHz)4GB×2枚組みデュアルチャンネルセットより7,000円近く高くなるが、ヒートスプレッダだけで3,000円くらいの価値はありそうだ。
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| メモリチップとヒートシンクの間に銅板が挟まれているヒートスプレッダを装備する「Viper Xtreme」シリーズ。通常製品が装備しているのとは、ひと味違った重量感を醸し出している |
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|XMP対応で自作初心者もカンタン設定
性能チェックの前にスペックの話をしておこう。「PXD38G2400C11K」は「Intel Z77 Express」向けの製品で、PC3-19200(2400MHz)動作時のCASレイテンシはCL11-11-11-30になる。動作電圧はDDR3の定格より0.15Vアップした1.65V。もちろんXMP設定がSPDに用意されているので、BIOS(UEFI)から簡単にPC3-19200(2400MHz)に設定可能だ。オーバークロックメモリを使う上で注意が必要なメモリ対比だが、「Intel Z77 Express」搭載マザーボードなら、PC3-19200(2400MHz)動作時もBCLKは100MHzのママなので、マザーボードやCPUのオーバークロック耐性の心配も不要だ。
なお、未設定のデフォルト状態では、PC3-12800(1600MHz)のCASレイテンシ11-11-11-30、電圧1.5Vで動作する。
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| マザーボードによって設定のある場所は変わるが、XMP設定を選ぶだけで各種設定が反映される |
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