エルミタージュ秋葉原 [エルミタ取材班] 気になるアイテムは見つかった？自作のチョット先を見に行ける、「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」レポート

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[エルミタ取材班] 気になるアイテムは見つかった？自作のチョット先を見に行ける、「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」レポート
2012年6月24日 3:40 更新	2012年6月23日エルミタ取材班

　　全国でパソコン工房、Faith、TWOTOP、FreeTを展開する株式会社ユニットコム（本社：大阪市浪速区）が主催する恒例の自作PCイベント「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」が幕を開けた。ここでは6月23日（土）と24日（日）の週末2日間に渡って開催されるイベント初日の模様をレポートする。

今年も始まったCOMPUTEX後の自作イベント「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」。すごしやすいアキバの昼下がり、多くの自作ファンが足を運んでいた

興味深そうに散策するユーザーでごった返すメインストリート。入り口には特設ステージが設置され、各種イベントが会場を盛り上げる

■台湾の興奮をアキバへ！今年も始まったミニCOMPUTEXへ珍しいアイテムを見に行こう

2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣
開催期間：6月23日（土）11:30～17:30/6月24日（日）11:30～17:00
会場：ベルサール秋葉原1Fホール　入場料：無料
（東京都千代田区外神田3-12-8住友不動産秋葉原ビル）
■http://event.unitcom.co.jp/

　今月上旬に開催された「COMPUTEX TAIPEI 2012」の一部がそのまま引越してきたという体の“夏の陣”。国内初登場となるアイテムも多数展示されるとあって、開幕初日に駆けつけた多くの自作ユーザーが会場を賑わせていた。
　会場入口に設置された特設ステージでは“改造バカ”こと高橋敏也氏によるCOMPUTEXレビューステージをはじめ、MicrosoftやNVIDIAなどビッグメーカーによるイベントセッションが休みなく開催される。24日（日）も引き続き開催されるこの大型イベント、興味のある人は是非会場に足を運んでみよう。

ステージ上では高橋敏也氏のレビューセッションやNVIDIAテクニカルマーケティングエンジニアのスティーブン・ザン氏など、おなじみの顔ぶれによるイベントが行われる

もちろん会場にはステージ同様にイベントを盛り上げてくれるコンパニオンの姿も

■高速OCメモリや特殊技術の水冷クーラーが出迎えるエントランス

　会場入口のメインストリートに並んだ株式会社リンクスインターナショナルの関連ブースには、AntecやCORSAIR、ENERMAXなど人気ブランドが軒を連ねている。今回も話題のPCケースや高速メモリ、期待の水冷クーラーなど魅力的なアイテムが並べられた。

会場入口から最も近いAntecブースでは、特殊な塗装が施されたホワイトカラーの「Performance one P280」がお出迎え。発売は7月の予定で、価格は既存のP280より1割ほど高くなるとのこと

車のボディと同様の塗装が施されたピアノホワイトモデル。ただのカラバリというわけではなく、背面スペースを広くとってメンテナンス性を向上させている

CORSAIRブースでデモが行われていた、近く発売予定とされるDDR3-2666モデルの「Dominator Platinum」シリーズ16GBキット（4GB×4）。Intelブースで実施されるオーバークロッカーduck氏のOCデモにも使用される

国内に3セット持ち込まれた製品のひとつ。基板の片隅には「Corsair Link」用の端子が用意されているものの、「Corsair Link」の国内発売はいまだ未定

関係者も大注目。ENERMAXオリジナルの水冷クーラー2製品も登場。ウォーターブロック内の水流を滞留させて冷却効果を向上させるという技術「Shunt Structure」が採用される

120mmのラジエーターファンを2基搭載する「ELC240」。発売は9月が予定されており、価格は15,000円ほどが想定されている。ちなみに展示機のファンは3pin仕様だったが、こちらは製品時にPWM仕様へ改められる予定とのこと

こちらはラジエターファンが120mmタイプの「ELC120」。同様に9月の発売予定で、価格は9,000円ほど

■強力なオーバークロック装備を揃えたMSIブース

　MSIブースで衆目を集めていたのは「BigBang MPower」シリーズのマザーボード「Z77A MPower」。オーバークロック保証が設けられた高耐久マザーの新シリーズで、MSIグラフィックスカードの最高峰モデル「Lightning」シリーズ同様、ブラックとイエローのカラーリングを身にまとう。

イエローとブラックのカラーリングはハイエンドの証。MSIブースに飾られていた、“オーバークロック保証”のマザーボード「Z77A MPower」。7月末頃の発売が予定されている

MSIのハイエンドグラフィックスカード「Lightning」シリーズとの相性は抜群。こちらはリリースが打たれたばかりのGeForce GTX 680最高峰モデル「GTX 680 Lightning」だ

Intel Z77 Express搭載のMini-ITXマザーボード「Z77IA-E53」。最大16GBの大容量メモリも実装できる

ブース中央ではFuturemarkの3Dベンチマークソフト「3DMark For Windows 8」の動作デモも実施中。時折協賛メーカーであるMSIのロゴも画面に登場する

■モンスタークラスの超巨大“まな板”をアスクブースで発見。近日発売予定

　今回もブースを並べる株式会社アスクの「ZOTAC」ブースより、どこか場違いなAeroCool製のまな板ケース「STRIKE-X AIR」を発見。担当者によれば、近日中に10,000円前後で販売が開始される予定とのこと。ある種規格外ともいえる、E-ATX対応の“モンスターまな板”と店頭で出くわす日ももうすぐだ。

近くで見ると想像以上に大きい「STRIKE-X AIR」。トップカバーを開けると、なぜか中にはMini-ITXマザーが所在なげに装着されていた

さすがE-ATX対応だけあって余裕のある筐体内。本体左側にはドライブベイを装備する。近日中にアスクが取扱いを開始する予定だ

●「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」レポート（その2）→

取材/TEXT：GDM編集部絵踏一

株式会社ユニットコム
http://event.unitcom.co.jp/

■［イベント] ユニットコム、ベルサール秋葉原で「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」を6月23日、24日開催（2012/06/11）
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/11_11.html
■［COMPUTEX] アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2012」記事インデックスページ
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/computex_index.html

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2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣