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プレスリリース
[COMPUTEX TAIPEI 2011] Cooler Master、主力の空冷CPUクーラー6モデル全チェック
2011年6月3日 22:30 更新
2011年5月31日エルミタ台湾取材班
COMPUTEX
 
CM NanGang Exhibition Hall I0510
 取り扱いカテゴリが多いだけに、早くも3回目の訪問となるCooler Master(本社:台湾)ブース。初回はオールインワン水冷キット「Project A-L2」をご紹介したが、ここでは空冷モデル6機種を一挙にチェックしておこう。


■プロトタイプながら上出来な「Project S600」

 現在サンプル段階という「Project S600」は、レッドインペラの120×120×25mmファン(600〜1600rpm±10% PWM)を搭載するサイドフロー型CPUクーラー。受熱ベース部は銅製で、ヒートパイプ6本とアルミニウムフィンで構成される。
 文字だけ並べるとなんら特徴のないサイドフロー型となってしまうが、放熱フィンには段差が設けられており、冷却能力を少しでも向上させようという工夫が見て取れる。

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段差が付けられた放熱フィン。エアフローの効率化がその狙い。よくみると受熱ベースが斜めに傾けられているが、これはPCケーストップの排気ファンに向けられたもので、よりスムーズに熱を排出できるように考えられている



■普及モデル「Hyper612 PWM」「Hyper612S」、「Hyper412S」

 ボリュームラインとなる「Hyperシリーズ」の3モデル。「Hyper612」は、PWM可変タイプ(600〜2000rpm)の「Hyper612 PWM」と、1300rpm固定(900rpmへの減速アダプタ付属)の「Hyper612S」を用意した。外形寸法は140×128×163mmで、ファン口径は120×120×25mmで、ベアリングタイプはLong Lifeスリーブベアリングが採用されている。なおこのモデルは8月にも発売が開始される予定だ。

 さらに「Hyper412S」はサイドフロー型の廉価版で、ヒートパイプ4本はダイレクトタッチ式が採用されている。外形寸法は98×131×161mmで、搭載ファンは120mmの1300rpm固定(900rpmへの減速アダプタ付属)。

CM CM
ヒートパイプ6本の「Hyper612 PWM」と「Hyper612 S」。両者の違いはファンが可変か否か。いずれも120mmファンを搭載するオーソドックスなサイドフローだ
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「Hyperシリーズ」廉価版「Hyper412S」は、1300rpm固定120mmファン搭載のサイドフロー。ヒートパイプ本数は4本ながら、このモデルのみダイレクトタッチ式となる



■ロープロファイル「Project V-A2」、「風神匠」DNAの「Geminii S524」

 個人的に気になったのはプロトタイプ展示の「Project V-A2」。ロープロファイル仕様のトップフローCPUクーラーだ。
 Mini-ITXフォームファクタがターゲットで、120×120×15mm(500〜1600rpm)のPWMファンが搭載されていた。ヒートシンク構成は銅製受熱ベースに4本のヒートパイプ、アルミニウムフィンで、Intel系、AMD系両対応のユニバーサル使用となる。試作品との事だが、即刻製品化して欲しい。

 最後に「Geminii S524」は、日本国内製品名「風神匠」の意匠が継承されたトップフロー型CPUクーラーで、5本のヒートパイプで構成。階段状のヒートシンクはCPUクーラー周りの部品に対する物理的干渉を防ぐ目的がある。

CM
個人的に一番好きな「Project V-A2」は現時点プロトタイプ。見込み数量が読みづらいプロダクトだが、是非製品化してほしい
CM CM
日本市場での製品名「風神匠」の意匠を引き継ぐ「Geminii S524」は、高冷却志向のトップフロー型CPUクーラー。サイドフローの選択肢は非常に多い中、このスタイルで冷えてくれる製品ならば人気が出るだろう


取材:GDM編集部 Tawashi/TEXT:GDM編集部 松枝 清顕

CoolerMaster
http://www.coolermaster.com/

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