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LIAN LI、アルミ製エントリークラスのミドルタワー「PC-8N」発表

2009年7月31日金曜日

　Lian Li Industrial（台湾）は2009年7月30日、ミドルタワーケース「PC-8N」を発表した。同社らしいアルミ素材を使用したエントリークラスの普及モデルとなる。

■Made in TAIWANでハイクォリティをキャッチにしたLIAN LIの原点

　1998年から台湾で製造されているというLian LiのスタンダードATXアルミケース。これまで長きに渡り培った製造技術をすべて投入したという“価格に見合わない”自信作で、同社らしい外装フィニッシュは、アノダイズ処理を施したアルミ製パネルを採用。価格以上のクォリティを引き出す事に成功している。

　内部構造を見ると、非常にオーソドックスなスタイルを選択しつつ、最大3台のハードディスクが搭載できるシャドウベイは、同社の特許であるAnti-Vibrationデザインを採用。制振ゴムリングをハードディスクに予め装着し、スライド搭載させるツールフリー仕様で、機能性と実用性が両立されている。

　搭載ファンは、防塵フィルター付きフロント120mm（1200rpm）とリア排気120mm（1200rpm）の合計2基が標準となり、近ごろのケースに多いトップファンやサイドファン等は無く、拡張スロットパネルは通気性が考慮されたスリット仕様を採用した。


HDDシャドウベイはAnti-Vibrationデザインを採用	フロントI/OはUSB2.0 x 2 / HD+AC97 Audio	グラフィックカードスペースは最大290mmまでをサポート

拡張スロットはスリット入り	フロント120mmファン 1200rpm	リア120mmファン 1200rpm

　外形寸法は、W210x H450x D490mm、重量4.64kgの軽量設計。トップレイアウトの電源ユニット搭載を容易にする着脱可能なトップカバーや同じく着脱可能なフロントパネル、さらにはサイドパネル接触面となるシャシー側には振動防止用クリップやグロメットが装着されている。
　なおハードディスクケージを横置きにした事で、グラフィックカードスペースは最大290mmまでをサポートする。

TEXT：G&D matrix 松枝清顕

製品情報（LIAN LI)
http://www.lian-li.com.tw/v2/en/product/product06.php?
pr_index=339&cl_index=1&sc_index=25&ss_index=62

■LIAN LI、真っ赤な内部塗装のミドルタワーケース「ARMORSUIT PC-P50R」発表(2009/5/6)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200905/090506_01.html
■GIGABYTE、120mmファン2基搭載で売価5,000円のシンプルなATXミドルタワー「GZ-X1BPD-100」(2009/7/29)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090730_04.html
■GIGABYTE、売価6,980円のエントリー向けスチール製ATXケース「GZ-X8BPDX-100」「GZ-X9BMDX-100」(2009/7/14)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090714_08.html
■Nexus、リア140mm+120mmファンが搭載可能なフルタワーケース「EDGE」発表(2009/7/14)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090714_04.html
■400W電源搭載で売価6,980円のATXミドルタワーケースサイズ「GUSTAV」(2009/7/3)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090703_06.html
■アビー、7,980円で多彩なワンタッチギミック採用の入門者向けミドルタワー「METHOD」発売(2009/7/1)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090701_09.html

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