エルミタ：アビー、フロントドアとフロントパネルの高低差で吸気ができる大型タワーケース「AS Enclosure 80X」発売

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アビー、フロントドアとフロントパネルの高低差で吸気ができる大型タワーケース「AS Enclosure 80X」発売

2009年7月23日木曜日

　アビー株式会社（横浜市神奈川区）は、同社初のドアギミックを採用するE-ATX対応ケース「AS Enclosure 80X」を2009年7月24日金曜日より発売を開始する。カラーはシルバー「ASE-80X-S」、ブラック「ASE-80X-BK」の2モデルで、市場想定売価は各税込34,980円。

■開閉方向の切り替えも可能なフラットデザインフロントドア採用

　アビー初のドアギミックを採用する最大1.2mm厚スチール製PCケース。フラットデザインのフロントドアが最大の特徴となるこのケースは、右開きまたは左開きの付け替えが可能で、5.25インチドライブや3.5インチHDDの駆動音を外部に漏らすことがない遮音効果がある。
　さらに心配される通気性に関しては、ドアとフロントパネル部との間に設けられた高低差がインレットエアホールとしての機能を果たし、5.25インチのパンチングパネルとの相乗効果によりケース内部に十分なエアが供給できるとしている。

　最大9台の5.25デバイスが搭載可能なドライブベイは、複数占有する特殊デバイスなどを自由にレイアウトできるフリーレイアウト構造を採用し、拡張性と利便性が両立されている。

　E-ATXが搭載できるため、奥行き約360mmの拡張カードスペースも広く取られており、全長260mmを超えるハイエンドグラフィックカードにも対応。PCIスロット脇には専用設計のVGAクーリングユニットを標準で装備し、急速に排熱をさせる事が可能。

　搭載冷却ファンは、フロント120mm、リア120mm、VGAクーリングユニット120mmの合計3基となり、いずれも同社オリジナル「NANO TEK FAN」が採用されている。


AS Enclosure 80X	AS Enclosure 80X内部画像

TEXT：G&D matrix 松枝清顕

製品情報（アビー株式会社）
http://www.abee.co.jp/Product/CASE/AS_Enclosure/80X/index.html
※7月24日から掲載開始予定

■アビー、VGAシールドパネル搭載、2つの直線的エアフロー構造のMicroATXタワー「AS Enclosure 340ST」発売(2009/7/23)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090723_11.html
■アビー、7,980円で多彩なワンタッチギミック採用の入門者向けミドルタワー「METHOD」発売(2009/7/1)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090701_09.html
■新世代クーリングメカニズム採用のミドルタワーケース、アビー「AS Enclosure 440VT」(2009/6/27)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200906/090627_01.html
■アビー、静音ミドルタワー「balance」シリーズに限定カラーモデルと廉価版モデル発売(2009/4/24)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200904/090424_04.html

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左右どちらかを使い分けることが出来るドアギミック採用モデル