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サンプル展示開始、クーラーマスターからペルチェクーラー「V10」今週発売開始

2009年4月21日
エルミタ取材ネタ
 クーラーマスター株式会社(横浜市磯子区)は、ペルチェを採用したCPUクーラー「V10」を2009年4月24日金曜日より発売を開始する。市場想定売価は税込17,800円。なおこれに先駆け、店頭でのサンプル入荷が始まっている。


■一定の温度まで上昇してから威力を発揮するペルチェの素性がポイント

 ペルチェ素子をヒートシンク底面に内蔵したCPUクーラー「V10」は、温度センサーが温度上昇を感知し、最適な温度を保つ事ができ、200W以上のCPUにも対応できるとしている。

 ペルチェ素子を使用する冷却装置には必須の結露防止センサーも搭載され、異常温度低下にも対応。本体は、D236.5x W129.6x H161.3mm、重量1200gとなり、10本のヒートパイプ、アルミフィン、さらに空冷ファンはCPUコア上部にサンドイッチ搭載される120mm 1基、L字レイアウトでメモリ搭載部を覆い被せるように配置されたサイドヒートシンク冷却用に120mmが1基と合計2基のファンが搭載されている。
 ファンスペックは、PWM可変対応800〜2400rpm、最小騒音値17dBA、最大風量値90CFMとなる。
 なお対応ソケットは、Intel LGA1366/775/AMD Socket AM2/754/940/939(メーカー表記通り)となっている。

 ペルチェ素子搭載のCPUクーラーといえば、価格が高価ながらMACS Technology製「MA-7131」等の“夏場限定モデル”が思い出される。このモデルは、コントロールユニットを5.25インチベイ1段を使用し、LCDユニットで温度視認等ができたが、「V10」はあくまでCPUクーラーのみの構成で、TECコントローラーと呼ばれるものが内蔵させている。

 冷却機構として取り扱いおよびコスト面で不利だったペルチェだが、クーラーマスター初の試みとなる「V10」の仕上がりの良さ、またはその注目される能力如何では、MACS社製同様に爆発的なヒット作となるかもしれない。ただしひとつ念頭に置きたいのは、数年前水冷ユニットがヒットした時と同じく、“過度の期待”が集まった時だろう。

 水冷=静音という図式を思い描いたユーザーが多く、ポンプ駆動音、冷却水循環音、ラジエーターファンの騒音値等がユーザーの想像以上に高く、水冷特有の“一定温度上昇からの安定”だけでは満足あきたらず、市場から多くのオールインワン水冷ユニットが姿を消した。
 「V10」は120mmファンを搭載したモデルである以上、騒音値はゼロではなく、さらにペルチェ素子を使ったクーラーも、ある一定の温度上昇がなされてから効力を発揮する特性がある事から、十分理解した上で個々の“期待値コントロール”をする事が重要なポイントになってくるかもしれない。

TEXT:G&D matrix 松枝 清顕

製品情報(クーラーマスター株式会社)
http://www.coolermaster.co.jp/cmjproductcooler/v10.htm

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