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OCZ、DIYネットブック「OCZ Neutrino 10" DIY Netbook」発表
2009年3月31日 |
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米OCZ Technologyは、DIYネットブックである「OCZ Neutrino 10"DIY Netbook」（以下、Neutrino）を2009年3月30日付けで発表した。CeBIT等にも展示されたこのモデルの特徴は、ネットブックDIYとなる。
■メモリ、SSD（HDD）が別売りのDIYモデルを用意
「Neutrino」は、2009年のCeBITでも公開されたOCZ初のNetBook。スペックは、W263x D185x H19.6〜27mmで、10.1インチ液晶ディスプレイ（WSVGA 1024x600）はバックライトLEDが搭載される。
OCZの製品情報を見ても解るとおり、このモデルにはCPU（Intel Atom N270/1.6GHz）が搭載され、チップセットにIntel945GSE+ICH7Mが採用され、グラフィックは内蔵型Intel 945GSEとなっているが、メモリは最大2GBのDDR2-667、30GB-250GBまでのSSDまたは、5400rpm最大250GBの2.5インチHDDがサポートされているとの記載がなされているのみ。
これは、NetBookのDIY（自作キット）を意味し、ユーザーが許容範囲内で任意のスペックでNetBookを作ることができる。
ストレージ（SSD/HDD）の換装および、メモリの増量等、メーカーからの保証の問題等のリスクが伴うが、「Neutrino」は、それらをユーザーに委ねる自作キット化とした。本体の保証を付ける形での製品化で、完成品の多いNetBookの中では注目に値するモデルと言える。なおメーカー保証は本体、ディスプレイ、バッテリー共に各1年間と設定されている。
その他仕様は、89Keyboard、タッチパッド、ワイヤレスLAN、PCI-Express（34mm Mini Card Slot）、130万画素Webカメラ、1.5W+1.5Wスピーカー、4-in1カードリーダー（SD/MMC/MS/MS-Pro）、4セル（2200mAh）バッテリー等。また各種ポート類は、ミニD-Sub15x1、RJ-45x1、USB2.0x2、ヘッドフォン端子となる。
現時点、国内発売および発売形態に関する発表はなされていないが、完成品のNetBookの価格が安いだけに、自作キット版の販売価格が気になるところだ。
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TEXT：G&D matrix 松枝 清顕
プレスリリース（OCZ Technology）
http://www.ocztechnology.com/aboutocz/press/2009/328
製品情報（OCZ Technology）
http://www.ocztechnology.com/products/diy_notebooks/ocz_neutrino_10-diy_netbook
■台湾ASUSTeK、DVDスーパーマルチドライブ搭載ネットブック「Eee PC 1004DN」発表(2009/3/30)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200903/09033003.html
■msi、新デザイン外装採用のネットブック新製品2機種7モデル発表(2009/3/27)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200903/09032701.html
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